松岡美術館 ブログ

あーとなおしゃべり

白金の憩い 
蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがおすごしですか?
 今週の火曜日(21日)は、久々に用事のない休みの日になりました。近いのに、なかなか行かれない美術館巡りには絶好のチャンス!午前中に家の仕事を済ませ、午後から出かけました。予報では不安定と言われていたにもかかわらず、昼すぎからはとても暑くなりました058.gif
 まず、目黒区美術館さんの「ラファエル前派からウィリアム・モリスへ」展へ。ラファエル前派の中でもウィリアム・モリスと強いつながりをもっていたロセッティやバーン=ジョーンズの作品を中心に、産業革命後の19世紀に、彼らが社会に投げかけた、自然や芸術のある生活の潤いとはどのようなものだったかということを考えさせられる展示でした。同時開催の、藤田嗣治展も魅力的です。
ちなみに当館にもラファエル前派設立メンバーの一人、ジョン・エヴァレット・ミレイの《聖テレジアの少女時代》の他、ペルジーニの《束の間の喜び》、ポインター《小さな災難》、また、藤田嗣治の《二人の少女と鳥籠》展示中です。
 そして、もう1件。バスに乗って、庭園美術館さんへ。こちらは「森と芸術」という展覧会です。「エデンの園」の描写に始まり、「白金の森」に至る写真の数々まで、幅広い展開でした。何よりも素晴しいのは、ここには本物の「自然」がたくさんあるということです。実は、なかなか庭園美術館さんに昼間うかがうことができず、この日は初めて「庭園」を散策できたのです!森をテーマとした展示を拝見した後で味わう庭園は、また格別だったと思います。私はなんと恵まれているのでしょう!043.gif樹々たちはまるで、待っていてくれたかのように枝を垂れ、池の鯉たちも近づいてきたり、飛び跳ねてくれたり。すっかり心潤いました。(お隣の自然教育園まで足をのばせればもっと「森」に近い自然があるのですが) 
庭園美術館さんにも、素朴派の画家ボーシャンの絵が何点か展示されていますが、当館でも、ボーシャンの《海岸》をご覧いただけます。残念ながら、当館の庭は散策できないのですが、大きなガラス越しに、風になびく緑の風景をお楽しみいただけます。

 白金は都心にありながら、なかなか緑の多いところです。木陰に入れば暑さも和らぎます。一日ゆっくり散策にいらっしゃいませんか? お奨めは、午前中に松岡へ、お昼前に庭園美術館へ向かいお庭も散策して、ランチも庭園美術館のレストランで。それからバスで(等々力行きです。)権之助坂下車、目黒区美術館へ、というプランです。ちょっと欲張りかもしれませんが、アートに浸る一日ですよ。

ご紹介した目黒区美術館の展示は7月14日(木)まで。庭園美術館は7月3日(日)までです。(P)
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by matsu_bi | 2011-06-24 16:55 | その他

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