松岡美術館 ブログ

2017年 05月 05日 ( 1 )




松室加世子先生のご来館

5月4日(木・祝)「美しい人びと」で展示中の《竪琴》を描かれた、松室加世子先生がご来館下さいました。松室先生、ご多用中のところお運びいただきどうもありがとうございました。

e0200353_19543714.jpg

松室先生よりうかがった、制作当時の思い出をご紹介いたします。

《竪琴》には桃山時代の女性を描きましたが、安田靫彦先生、羽石光志先生(共に歴史画で名高い院展作家) について学んでおりましたので、やはり歴史画を描こう、との想いからの制作でした。

歴史画と申しましても、歴史的な事件や事実を描くのではなく、自分の中でいろいろと空想を広げて表現いたしました。

当時、桃山時代にとても親しみを感じており、信仰に命を捧げるキリシタンの人びとに興味をおぼえて、こうした絵画ばかり描いておりました。

e0200353_19541204.jpg

松室先生のお言葉のとおり、《竪琴》の遠景には尖塔に十字架が見えています。イタリアの教会をモティーフに、舞台もイタリアを想定されていたとのこと。そして現在は展示しておりませんが、当館には先生の作品がもう一作、明智光秀の三女でキリシタンとして有名な細川ガラシャを描いた《燭光》も所蔵しております。こちらは《竪琴》の翌年に制作されました。

「美しい人びと」も会期終了の5月14日(日)が近づいてまいりました。
展示室で竪琴を奏でる桃山時代の美しい人に会いにいらっしゃいませんか?皆さまのご来館を心よりお待ちしております。 (寺島)

[PR]



by matsu_bi | 2017-05-05 10:00 | 最新情報・お知らせ

松岡美術館 公式ブログ
by matsu_bi
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

フォロー中のブログ

検索

ファン

ブログジャンル