松岡美術館 ブログ

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あーとなおしゃべり シャルフベックのまなざし

「ヘレン・シャルフベック 魂のまなざし」 展

やっと、行かれました。東京芸術大学大学美術館にて開催中の展覧会です。

「フィンランドの国民的画家による初の回顧展」と銘打つだけに、初期から晩年まで80点以上の作品が展示されていました。
幼い日の事故により、小学校に通えなかったそうですが、家庭教師によって絵の才能を見出され、国内の芸術学校や画塾で学んだあと、パリにわたり、マネ、セザンヌ、ホイッスラーなどの影響を受けました。女性らしい、繊細で柔らかなタッチ、何よりも対象を見つめるまなざしの暖かさに心打たれました。

1889年のパリ万博で銅メダルを獲得した《回復期》は彼女の代表作でもありますが、その数年前に描かれた《扉》という作品が個人的には好きです。

7/26(日)まで芸大美術館、その後、仙台・宮城県美術館、広島・奥田元宋・小由女美術館、神奈川県葉山・神奈川近代美術館 葉山と、来年3月まで巡回展が続きます。

また、違うスペースで、もう一度じっくり作品に向き合いたいと思っています。 黒川

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by matsu_bi | 2015-07-20 15:03 | その他

あーとなおしゃべり

なんと、2年近くも‘おしゃべり’をしていませんでした!

どうりで、感性が磨り減っているような気がしていたのです。
ドキドキ、ワクワクしたニューヨーク旅行からはあっという間に2年がすぎようとしていて、
「つづく」なんて言っていたニューヨーク珍道中のおしゃべりは
完全に中断してしまいました。
私の記憶も、遥か彼方・・・

でも、ひとつだけ。

メトロポリタン美術館のほど近くに
「フリック コレクション」という個人コレクションを公開しているミュージアムがあります。
フリックさんの邸宅を少し改築して美術館にしているのですが、
2年経っても、その時の感動が蘇るほど素晴らしい空間と、コレクションでした。
あまり時間がなく、ゆっくりすることができなかったのは本当に心残りで、
是非とも、もう一度行きたいところです。

メトロポリタンも近代美術館もグッゲンハイムも決して十分時間があったとは言えません。
次回はホイットニー美術館にも行きたいと思うし、少しは公園散策もしてみたい・・・
一度行くと、旅の楽しみ方が見えてくるようです。
でも、その楽しみは数年先にとっておきましょう。

今年はもう少し‘おしゃべり’をしたいと思いますので、時々お付き合いください。 黒川

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by matsu_bi | 2015-05-22 16:04 | その他

美術検定ブログ

本日、美術検定のブログにご紹介いただきました(^∀^)



アートナビゲーター大森香苗さんの応援館訪問記を、ぜひご覧くださいませ♪
下記をクリックしてみてください
http://bijutsukentei.blog40.fc2.com/blog-entry-161.html


美術検定は株式会社美術出版社が運営する資格検定です
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by matsu_bi | 2014-05-15 15:43 | 最新情報・お知らせ

あーとなおしゃべり



6月のニューヨーク探訪から、あっという間にひと月以上すぎました。
二日間で4件の美術館へ行きました。初めてのニューヨーク、しかも個人旅行。ほとんど無計画、
というわけで、珍道中は免れませんが、それなりに堪能してまいりました。
ニューヨークは町中にアートな景色があふれていました。
少しだけおしゃべりさせていただきます。

メトロポリタン編
初めてのメトロポリタンは、入口から圧倒されました。
アメリカではすでに学校は夏休み。金曜日ということもあってか、入口階段付近に子どもも、大人も、ラフに腰掛けそれぞれの休日を楽しんでいました。

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友人二人とは2時間後玄関付近で、という約束をしてそれぞれ自由行動。
日本語のガイドマップを持っていざ!!!
まず2階に上がり、廊下に陳列されている中国陶磁器にうっとり。
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いやいや、そんなにゆっくりこれを見てはいられない、ということで、西洋絵画の部屋へ向かいました。
何と言っても、今回私は「印象派とその時代」の担当ですから、その辺はちゃんと押さえておかないと。
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(上の写真はローザ・ボヌール《馬市 The Horse Fair》です。 )

しかし!あまりの素晴らしさに、そして数の多さに、時の経つのも忘れ、何度も行きつ戻りつ(迷ったというのもあります)している間に1時間半経過!え~!約束の時間まであと30分!まだ、エジプトも、ギリシャ・ローマも観ていな~い!でもそれだけはとにかく行かねば!ということで、小走りにその方向に向かいます。辿りつくのも至難の業なのですが、行かれました。
ほぼ立ち止まるということはできず、でも、やっぱりエジプトの遺物の前では何度か立ち止まり、約束時間に遅れること5分ぐらいで、玄関に到着。
友人は日本と中国のコレクションを見て来たらしく、きれいだった~と。え~~~観たかった~~!

たとえ、一日中いたとしても、不十分。それがメトロポリタン。ということを思い知り(ルーブルや大英博物館、故宮も同じ。いやいや日本だってもちろんそうです)後ろ髪ひかれつつ遅い昼食を取りに近くのレストランに向かいました。店でオノヨーコさんとすれ違い、ニューヨークをまたまた感じたのでありました。   つづく

黒川
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by matsu_bi | 2013-08-04 18:39 | その他

あーとなおしゃべり

暑さ厳しき折、皆様いかがお過ごしですか。お見舞い申し上げます。
あっという間に前回のおしゃべりから2カ月が過ぎてしまいました。

6月終わりから7月初めにかけ、少し早めの夏休みをいただきました。
初めてニューヨークに行ってまいりました。ニューヨークといえばメトロポリタン。
もちろん行ってきましたが、全くと言っていいほど、見られない!ただ、その雰囲気に浸ってきただけ
というかんじでしょうか。
でも、そのお話はまた次回に…
で、今日は大倉集古館で開催中の(7月28日までです!)「伝わる技、伝える技」展の感動を少し…

《刀剣》の美に魅了されたのは、ほんの5年ほど前のことです。はっきり言って、何もわかりません。
ただ、単純に、鍛錬されたその姿と、込められた魂にひかれてしまうだけです。拝見しているだけで、背筋がピンと伸びる気持ち、すうっと心が静寂さに引き込まれる感じ、がします。
大倉集古館では毎年、新作の発表があります。
今年はイベントの日に伺うことができました。銘切と土置という工程を刀匠の方に見せていただきました。銘切とは文字通り、銘を刀に刻む工程。文字には刀匠の特徴が現れるのだそうです。土置とは刃文の景色(模様)をどう作るかという工程。お~なるほど!そういうことかあ~。    というわけでたくさんの刀剣ファンとともに、私のようなワカランチンもわくわく、ドキドキの一時間を過ごさせていただきました。新しい事との出会いは、驚きや感動の連続です。
そうだ!今度は絶対刀匠の方の工房を訪ねなければ!と、燃えております。003.gif

大倉集古館 
ホームページはこちら

黒川
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by matsu_bi | 2013-07-23 14:54 | その他

あーとなおしゃべり

5月の感動 その1
 ご無沙汰しております。緑が、鮮やかさを増す季節となりました。ついこの間まで新緑を楽しんでいたと思ったら…という感じです。いかがおすごしですか?
 
 今月はとても文化的な生活に恵まれました。観劇、美術展、個展、文学散歩さらに相撲観戦まで入り(仕事もしてます!!)いや~充実の日々でございます。

 中でも、最も感慨深いのは、人形浄瑠璃 文楽の語りを務める太夫、人間国宝 竹本住大夫師の復活です。
 確か、今年米寿を迎えられたのではないでしょうか。昨年脳梗塞を患われしばらくお休みされていらしたのですが、今年1月の大阪公演から見事復活!東京ではこの5月公演からの復活です!
 まだまだ、リハビリ中のお体であるにもかかわらず、その舞台はとにかく感動、感動。一言ひとことに込められた魂とはこういうことなんだと、心の奥深くまでしみわたりました。その熱演に応える太棹の三味線、人形遣いの方々、そして他の太夫さんたち、それぞれの熱演…素晴らしい「寿式(ことぶきしき)三番叟(さんばそう)」を鑑賞させていただきました。
 私の文楽鑑賞歴はまだわずか5年程ですが、今、こうした舞台を拝見できる幸せをかみしめています。その時その時の いま に出会えるのはわずかな機会です。一期一会という言葉はそんなチャンスのことも言っているのかもしれません。そしてそれは、ただひたすら感謝の機会だと私は思っています。001.gif

 さて、一期一会にちなみ…現在の企画展 「松岡コレクション 印象派とその時代」についても一言。
自然は一瞬たりとも同じ姿を見せることはない…と、印象派の画家たちは戸外で、うつりゆく自然の一瞬の姿をとらえることに努めました。一期一会の自然との出会いに、自らの思いをのせた作品たちはじっくり見ていると、そのたびに違う表情すら見せてくれます。松岡の印象派コレクションは、決して数は多くありませんが、その時代の、画家たちの心持をしっかりと伝えてくれるのです。印象派誕生から約140年。同時代にフランスやイギリスで描かれた伝統美あふれる作品と合わせ、お楽しみください。只今は、ごゆっくりご鑑賞いただけます。    そう…今でしょ!043.gif     くろかわ

クロード・モネ 《サン・タドレスの断崖》1867年 油彩・カンヴァス
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by matsu_bi | 2013-05-24 11:20 | その他

あーとなおしゃべり

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2013/01/14(月・成人の日)

新成人の皆さま、おめでとうございます。

この頃、朝の開館準備の時間に外の空気を吸うようにしています。
当館の庭の向こうは、自然教育園の森が拡がっています。
晴れた日は小鳥のさえずりが本当に心地よく響き渡ります。
今日のような雨の日、小鳥たちは巣ごもりしているのでしょうか、
全く声は聞こえませんが、その代わりに雨音と、風の音
木々や葉のこすれ合う音が、車の音もかき消すほどです。

都心とは思えない空気が体中に満ちて来るような気がします。

只今、当館では「花・鳥―しあわせの予感」と題し、花と鳥をテーマとした、新春にふさわしい陶磁器や額装の日本画などをご紹介しています。
冬の庭もまた風情があるものです。おそらく、自然教育園さんでも冬ならではの発見ができるはずです。どうぞ併せて白金散策をお楽しみください。(黒川)

と、朝書いていたら昼にはこんな景色に!しんしんと雪が降り積もる白金です。
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by matsu_bi | 2013-01-14 12:56 | その他

青のうつわ 脇役ですが 

当館では、各展示室のガラス清掃は館員が行っています。
展示ケースを拭く時は、現在展観中の作品を観察する絶好の機会016.gif
奇妙に思われるかもしれませんが、館員といえども日常業務中は作品をじっくり鑑賞する時間は案外ととれないもの、ましてや自分の担当していない展示は尚更です。

暑さが厳しくなってきた今日この頃、ガラス清掃が楽しみなのは 青のうつわ −東洋の染付と青磁を中心に− を展示中の2階展示室4。中国の青花(せいか)、日本では染付(そめつけ)と呼ばれる白地に青い模様が描かれている陶磁器は、見るからに涼やかで、作品ひとつひとつの磁肌の白さやコバルトブルーの発色の微妙な違い、描かれた文様の軽やかな筆さばきなど、見飽きることがありません。
もちろん手はせっせと動かしながらです! 029.gif

明時代の青花葡萄文大盤(せいかぶどうもんおおばん)は、名前の通り葡萄が主役ですが、その周囲を廻る唐草文には、菊、撫子(なでしこ)、牡丹、椿、といった色々な種類の花が描かれています。花弁の輪郭線をぎりぎり残して青い色を重ね塗りしているので、幾重もの花弁を塗りつぶすことなく、そのニュアンスが上手く表現されています。
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ちょうど展示されている場所がL字型ケースの曲がり角辺りなので、裏側にも同じ唐草文があるのがよーく見えます。
展示室4 最初のケースには元〜明時代初期の青花大盤がずらり!
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ガラスを拭きながら、脇役の花々の可憐な姿や青の濃淡の美しさを心の中に描き留めるのが、私の目下のところの小さな楽しみなのです。
会期中に是非リアルスケッチもしたいのですが、さてさて? 011.gif
ちなみに当館では、鉛筆でのスケッチ可能です。その際は、近くでご覧になっている方々へのご配慮もお願い致しますね。

青のうつわ −東洋の染付と青磁を中心に− ご案内はこちらです。

清々しく爽やかな色あいの陶磁器たちがお待ちしています。ちょっと涼みにいらっしゃいませんか?スケッチブックと鉛筆もお供にどうぞ!    (Terajima)
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by matsu_bi | 2011-07-04 10:00 | 企画展について

あーとなおしゃべり

白金の憩い 
蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがおすごしですか?
 今週の火曜日(21日)は、久々に用事のない休みの日になりました。近いのに、なかなか行かれない美術館巡りには絶好のチャンス!午前中に家の仕事を済ませ、午後から出かけました。予報では不安定と言われていたにもかかわらず、昼すぎからはとても暑くなりました058.gif
 まず、目黒区美術館さんの「ラファエル前派からウィリアム・モリスへ」展へ。ラファエル前派の中でもウィリアム・モリスと強いつながりをもっていたロセッティやバーン=ジョーンズの作品を中心に、産業革命後の19世紀に、彼らが社会に投げかけた、自然や芸術のある生活の潤いとはどのようなものだったかということを考えさせられる展示でした。同時開催の、藤田嗣治展も魅力的です。
ちなみに当館にもラファエル前派設立メンバーの一人、ジョン・エヴァレット・ミレイの《聖テレジアの少女時代》の他、ペルジーニの《束の間の喜び》、ポインター《小さな災難》、また、藤田嗣治の《二人の少女と鳥籠》展示中です。
 そして、もう1件。バスに乗って、庭園美術館さんへ。こちらは「森と芸術」という展覧会です。「エデンの園」の描写に始まり、「白金の森」に至る写真の数々まで、幅広い展開でした。何よりも素晴しいのは、ここには本物の「自然」がたくさんあるということです。実は、なかなか庭園美術館さんに昼間うかがうことができず、この日は初めて「庭園」を散策できたのです!森をテーマとした展示を拝見した後で味わう庭園は、また格別だったと思います。私はなんと恵まれているのでしょう!043.gif樹々たちはまるで、待っていてくれたかのように枝を垂れ、池の鯉たちも近づいてきたり、飛び跳ねてくれたり。すっかり心潤いました。(お隣の自然教育園まで足をのばせればもっと「森」に近い自然があるのですが) 
庭園美術館さんにも、素朴派の画家ボーシャンの絵が何点か展示されていますが、当館でも、ボーシャンの《海岸》をご覧いただけます。残念ながら、当館の庭は散策できないのですが、大きなガラス越しに、風になびく緑の風景をお楽しみいただけます。

 白金は都心にありながら、なかなか緑の多いところです。木陰に入れば暑さも和らぎます。一日ゆっくり散策にいらっしゃいませんか? お奨めは、午前中に松岡へ、お昼前に庭園美術館へ向かいお庭も散策して、ランチも庭園美術館のレストランで。それからバスで(等々力行きです。)権之助坂下車、目黒区美術館へ、というプランです。ちょっと欲張りかもしれませんが、アートに浸る一日ですよ。

ご紹介した目黒区美術館の展示は7月14日(木)まで。庭園美術館は7月3日(日)までです。(P)
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by matsu_bi | 2011-06-24 16:55 | その他

ちゃいはね別館

翡翠楼というイスラム文化サークルのブログ「ちゃいはね別館」で今展をご紹介いただきました!
掲載ページはこちら

龍の出番はこれからなので、乞うご期待!006.gif

(松岡)
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by matsu_bi | 2011-03-11 12:33 | 広報活動

松岡美術館 公式ブログ
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