松岡美術館 ブログ

タグ:所蔵作品紹介 ( 22 ) タグの人気記事




レオナール・フジタとパリ

貸出展示のお知らせです(^∀^)


2013年7月2日(火)―8月25日(日)まで
熊本県立美術館にて下記の作品をご覧いただけます。
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藤田嗣治《聖誕》 1918年 油彩 カンヴァス


熊本県立美術館
レオナール・フジタとパリ
2013年7/2(火)―8/25(日)



熊本県へお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ♪







(ユアサ)
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by matsu_bi | 2013-06-26 15:34 | 貸出展示

あーとなおしゃべり

5月の感動 その2

上野に行ってまいりました。今月は3回も行きました。001.gif
そのうちの一度は夜のみ。大学の同期の東京出張にかこつけた同期会です068.gif。卒業して35年程になりますが、なんだかんだと仲良しです。ありがたいことです。上野には、びっくりするほど安くておいしい居酒屋さんありますねえ。

話題はそこではなく、上野で開催中の二つの展覧会でした!
科学博物館「グレートジャーニー」展は6月9日までですが、必見!と私は思います。何がいいとか、どこがポイントとかではないのです。人類が、世界に散らばって行ったその世界観を、どうぞ味わっていらしてください。きっと、(今日も、また言いますが)がいとおしくなると思います。

もう一つは、東京芸術大学美術館にて開催中の「夏目漱石の美術世界」展
5月初めに渋谷、青山の「文学散歩」をしました。渋谷 金王八幡宮、豊栄稲荷(庚申塔がたくさんあります)。青山スパイラルビルの高野長英の碑(長英が潜伏していたところだそうです)、表参道 善光寺のやはり高野長英と渡辺崋山の石碑などなど。半世紀以上東京に住み、渋谷、青山はまあまあ馴染みの土地であるにもかかわらず、全く知らなかった「事実」に出会い驚愕でした。「天地明察」の冒頭(実はまだ読んでいませんが)に書かれている一件、金王八幡宮宝物殿(だったと思います…)で、いつでもご覧になれますよ! あっ、話が脱線してしまいました。漱石との関係は渡辺崋山です。「心」の一節に登場する崋山の絶筆、《黄梁一炊図》、展示されていました!49歳で自害せざるを得なくなった崋山が、自害する日を伸ばして描き上げたという作品、感慨深いものがあります。
チラシには「みてからよむか」とありますが、私は何か一つ、途中まででも読まれてから鑑賞されることをお勧めします。感動が、数倍になるのではないかと存じます。ちなみに私は「倫敦塔」を読み、J.E.ミレイ《ロンドン塔幽閉の王子》に大感動して何度も何度も観に戻ってしまいました。

ミレイは、当館でも只今展示しております。
《聖テレジアの少女時代》は、ミレイが64歳の時の作品。16世紀に活躍した聖テレジアは裕福な家に生まれましたが、母親を早くに亡くし、幼い弟や妹たちの世話を良くしたそうです。きりりと行く手を見据えるテレジアの眼差し、弟の手をしっかり握り進む姿…すでに、神の道を歩む意思を感じさせてはいないでしょうか。                     くろかわ

J.E.ミレイ 《聖テレジアの少女時代》 1893年 油彩・カンヴァス
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by matsu_bi | 2013-05-28 17:46 | その他

あーとなおしゃべり

5月の感動 その1
 ご無沙汰しております。緑が、鮮やかさを増す季節となりました。ついこの間まで新緑を楽しんでいたと思ったら…という感じです。いかがおすごしですか?
 
 今月はとても文化的な生活に恵まれました。観劇、美術展、個展、文学散歩さらに相撲観戦まで入り(仕事もしてます!!)いや~充実の日々でございます。

 中でも、最も感慨深いのは、人形浄瑠璃 文楽の語りを務める太夫、人間国宝 竹本住大夫師の復活です。
 確か、今年米寿を迎えられたのではないでしょうか。昨年脳梗塞を患われしばらくお休みされていらしたのですが、今年1月の大阪公演から見事復活!東京ではこの5月公演からの復活です!
 まだまだ、リハビリ中のお体であるにもかかわらず、その舞台はとにかく感動、感動。一言ひとことに込められた魂とはこういうことなんだと、心の奥深くまでしみわたりました。その熱演に応える太棹の三味線、人形遣いの方々、そして他の太夫さんたち、それぞれの熱演…素晴らしい「寿式(ことぶきしき)三番叟(さんばそう)」を鑑賞させていただきました。
 私の文楽鑑賞歴はまだわずか5年程ですが、今、こうした舞台を拝見できる幸せをかみしめています。その時その時の いま に出会えるのはわずかな機会です。一期一会という言葉はそんなチャンスのことも言っているのかもしれません。そしてそれは、ただひたすら感謝の機会だと私は思っています。001.gif

 さて、一期一会にちなみ…現在の企画展 「松岡コレクション 印象派とその時代」についても一言。
自然は一瞬たりとも同じ姿を見せることはない…と、印象派の画家たちは戸外で、うつりゆく自然の一瞬の姿をとらえることに努めました。一期一会の自然との出会いに、自らの思いをのせた作品たちはじっくり見ていると、そのたびに違う表情すら見せてくれます。松岡の印象派コレクションは、決して数は多くありませんが、その時代の、画家たちの心持をしっかりと伝えてくれるのです。印象派誕生から約140年。同時代にフランスやイギリスで描かれた伝統美あふれる作品と合わせ、お楽しみください。只今は、ごゆっくりご鑑賞いただけます。    そう…今でしょ!043.gif     くろかわ

クロード・モネ 《サン・タドレスの断崖》1867年 油彩・カンヴァス
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by matsu_bi | 2013-05-24 11:20 | その他

荒谷直之介展 人へのまなざし

貸出展示のお知らせです(^∀^)


佐倉市立美術館
荒谷直之介展 人へのまなざし 8月4日(土)―9月23日(日)  
にて下記の作品を展示いたします。


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《扇をもつみどり》荒谷直之助



千葉県へお越しの際は、どうぞご覧くださいませ(^∀^)
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by matsu_bi | 2012-08-05 10:37 | 貸出展示

京都へ

当館の仏陀説法図菩薩坐像が京都へ旅立ちました(^∀^)



2012年4月28日(土)-7月16日(月)に龍谷大学ミュージアムで開催される
特別展仏教の来た道-シルクロード探検の旅に出演するためです♪

《仏陀説法図》3~4世紀 灰色片岩
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《菩薩坐像》3世紀頃 灰色片岩
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京都へお越しの際は、どうぞご覧くださいませ(^∀^)
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by matsu_bi | 2012-04-20 14:33 | 貸出展示

つまさきフェチ!?

 只今開催中の女性美 The Beauties He Loved
2階展示室5 は2月28日から一部展示がかわり、
鏑木清方、伊東深水、上村松園、伊藤小坡、菊池契月、橋本明治による美しいひとびとが、
江戸時代の美女たちに替わって、皆さまのお越しをお待ちしています。

 その中から、一人と一匹をちらりとご紹介しましょう016.gif
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 繊細な筆づかいで描かれた白い足もと。紅白の鼻緒が心地よく素足になじむ感触が、
伝わってきませんか?親指と人差し指の間がちょっとむずむずしたりして(笑)
 お供のわんこは、後ろ脚がすんなり伸びたスマートさんです。

 この麗しいつまさき&後ろ脚の持ち主は、誰でしょう? 
    答えは 女性美 関連イベントのご案内左上をご覧ください。
    ちなみに、4月8日(日)は今からでもお申込み可能です!        (Terajima)
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by matsu_bi | 2012-03-29 10:00 | 企画展について

雛祭り

 大正時代のお雛さま 松岡美術館の創立者 松岡清次郎には6人の娘がいました。実は幼くして二人の子を天国に送ったのですが、その二人も女の子。本当に女性に囲まれていたんですね。
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昨日から2階にお目見えしたお雛さまは、創立者の長女のための雛飾りです。制作は大正時代。京都で作られたようですが、詳しい記録がなく制作年代や製造元などはわかっていません。しかし、初めての女の子の誕生を喜んだ、若い実業家の愛情が、この人形やお道具から伝わるような気がします。4月15日(日)まで、展示しております。「女性美」と合わせて、ごゆっくりご覧ください。(黒川)
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by matsu_bi | 2012-02-29 16:45

貸出展示のご報告

8月28日までホテルオークラで開催されていた「第17回 秘蔵の名品 アートコレクション展」
今年のテーマは“文化勲章受章作家の競演”ということで、当館からも2点貸出展示をさせていただきました。

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竹内栖鳳《涼蔭》 1926年




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堅山南風《秋草》 1929年




震災のあおりで美術館・博物館の来館者減が嘆かれている昨今ですが、この展覧会には例年比1.5倍の3万人弱ものお客様がいらっしゃったとのことです。
もともとチャリティーのシリーズイベントなのですが、今年は特に“東日本大震災復興支援”と銘打ったことと“文化勲章受章作家”というキーワードが功を奏したのかもしれません。

同じ作品を展示するにしても、アピールの仕方によってお客様の反応は全く変わってきます。特に当館のように、他所から借りずに所蔵品だけで企画展を行う美術館では、「何を」と同じぐらい(あるいはそれ以上に)「どう」展示しアピールするかが重要となります。
当館の次回展「日本の和美・彩美」のお客様の評価はいかに?

(松岡)

P.S.
グッズ売り場では当館所蔵・上村松園《春宵》のソーイングセットが販売されていました。お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました!
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by matsu_bi | 2011-08-31 23:26 | 貸出展示

青のうつわ 密かに狙っているもの

先日ご紹介した、青花葡萄文大盤の先を左折すると、こんな感じに明時代の永楽期から宣徳、成化の青花磁が並んでいます。
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今回展示されている青花磁の中で、もう一つのお気に入りは青花花果文盤
「大明成化年製」銘が口縁外側の辺りに書かれていて、ケースの前で少し屈んで見上げれば、はっきりは読めないかもしれませんが、何かが書いてあるのは見えるはず。拡大写真も添えてあります。
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成化期のものは当館ではこれが唯一の所蔵品。薄い器壁の優美な姿形、絵付けの淡い青の色あいも上品で、うっとり見惚れてしまいます016.gif この盤の主役は石榴(ざくろ)ですが、葡萄の盤と同様に主文様の周囲に脇役たちがいます。林檎、桃、茘枝(れいし)、サクランボの可愛らしい折枝が描かれ、フルーツ尽くしの趣向です。
青のうつわ −東洋の染付と青磁を中心に− のページで拡大画像をご覧下さい。こちら

そして、この盤をモティーフにして、ミュージアムショップで今回初めて作ったオリジナルのペーパーウェイトがありまして、とっても気になっています。
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厚いガラスを通して見える文様の歪み加減がなんとも涼しげで美しく、もしももしも売れ残ったら引き取りたいな~と密かに狙っているのですが、首尾は如何に?! 012.gif (Terajima)
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by matsu_bi | 2011-07-14 17:01 | 企画展について

青のうつわ 脇役ですが 

当館では、各展示室のガラス清掃は館員が行っています。
展示ケースを拭く時は、現在展観中の作品を観察する絶好の機会016.gif
奇妙に思われるかもしれませんが、館員といえども日常業務中は作品をじっくり鑑賞する時間は案外ととれないもの、ましてや自分の担当していない展示は尚更です。

暑さが厳しくなってきた今日この頃、ガラス清掃が楽しみなのは 青のうつわ −東洋の染付と青磁を中心に− を展示中の2階展示室4。中国の青花(せいか)、日本では染付(そめつけ)と呼ばれる白地に青い模様が描かれている陶磁器は、見るからに涼やかで、作品ひとつひとつの磁肌の白さやコバルトブルーの発色の微妙な違い、描かれた文様の軽やかな筆さばきなど、見飽きることがありません。
もちろん手はせっせと動かしながらです! 029.gif

明時代の青花葡萄文大盤(せいかぶどうもんおおばん)は、名前の通り葡萄が主役ですが、その周囲を廻る唐草文には、菊、撫子(なでしこ)、牡丹、椿、といった色々な種類の花が描かれています。花弁の輪郭線をぎりぎり残して青い色を重ね塗りしているので、幾重もの花弁を塗りつぶすことなく、そのニュアンスが上手く表現されています。
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ちょうど展示されている場所がL字型ケースの曲がり角辺りなので、裏側にも同じ唐草文があるのがよーく見えます。
展示室4 最初のケースには元〜明時代初期の青花大盤がずらり!
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ガラスを拭きながら、脇役の花々の可憐な姿や青の濃淡の美しさを心の中に描き留めるのが、私の目下のところの小さな楽しみなのです。
会期中に是非リアルスケッチもしたいのですが、さてさて? 011.gif
ちなみに当館では、鉛筆でのスケッチ可能です。その際は、近くでご覧になっている方々へのご配慮もお願い致しますね。

青のうつわ −東洋の染付と青磁を中心に− ご案内はこちらです。

清々しく爽やかな色あいの陶磁器たちがお待ちしています。ちょっと涼みにいらっしゃいませんか?スケッチブックと鉛筆もお供にどうぞ!    (Terajima)
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by matsu_bi | 2011-07-04 10:00 | 企画展について

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