「ほっ」と。キャンペーン

松岡美術館 ブログ

タグ:P ( 31 ) タグの人気記事




あーとなおしゃべり

舟越保武彫刻展 まなざしの向こうに

「まなざし」―今年のトレンドでしょうか。
期せずして続けて行ってまいりました。

戦後日本の具象彫刻界を代表する作家のひとりである
舟越保武は、岩手に生まれ、育ちました。
父は厚い信仰を持つクリスチャンでした。
保武少年にとってその姿は、
反発の対象となったこともあったようです。
親の姿や生き方が自分にとってどれだけ大切なことかが
わかってくるのは、ずっと後のこと。それは
誰もが、ほのかに感じることではないでしょうか。

やがて東京美術学校彫刻科へ進み、
中学時代から憧れたロダンのような作品作りを目指します。

美しい、具象の世界。石とは思えないほどのぬくもり。
しなやかな命の表現。
静けさの向こうがわにひそむ、厳しさ。
病を得てからの左手による作品の数々…その、力強さ。

9月6日(日)まで練馬区立美術館で開催しています。
言葉にならない癒しの空間が、そこにあります。

黒川
[PR]



by matsu_bi | 2015-08-01 16:55 | その他

あーとなおしゃべり シャルフベックのまなざし

「ヘレン・シャルフベック 魂のまなざし」 展

やっと、行かれました。東京芸術大学大学美術館にて開催中の展覧会です。

「フィンランドの国民的画家による初の回顧展」と銘打つだけに、初期から晩年まで80点以上の作品が展示されていました。
幼い日の事故により、小学校に通えなかったそうですが、家庭教師によって絵の才能を見出され、国内の芸術学校や画塾で学んだあと、パリにわたり、マネ、セザンヌ、ホイッスラーなどの影響を受けました。女性らしい、繊細で柔らかなタッチ、何よりも対象を見つめるまなざしの暖かさに心打たれました。

1889年のパリ万博で銅メダルを獲得した《回復期》は彼女の代表作でもありますが、その数年前に描かれた《扉》という作品が個人的には好きです。

7/26(日)まで芸大美術館、その後、仙台・宮城県美術館、広島・奥田元宋・小由女美術館、神奈川県葉山・神奈川近代美術館 葉山と、来年3月まで巡回展が続きます。

また、違うスペースで、もう一度じっくり作品に向き合いたいと思っています。 黒川

e0200353_14564998.jpg

[PR]



by matsu_bi | 2015-07-20 15:03 | その他

ロビーコンサート アートとともに 憩いの響き-管楽アンサンブル

5月とは思えないほどの強い日差しが、木々の緑に輝く30日土曜日の午後3:30から、本年5回目となるロビーコンサートを開催しました。
演奏は武蔵野音楽大学を卒業され、さらに同大学の研究科や大学院などで勉学に励んでいる選抜メンバー、
フルート 大塚さゆりさん
オーボエ 浦脇健太さん
クラリネット 土屋郁未さん
の3名による木管アンサンブル。

曲目は、モーツァルト ディヴェルティメントNO.1と今回のためにアレンジしたという四季メドレー。
「春が来た、春の小川、七夕、我は海の子、村祭り、もみじ、雪、冬景色」といった懐かしい日本の曲の数々に、思わず笑顔がほころび、リズムを取るお客様も多く、和やかな空気が会場を包みました。

円山応挙とモーツァルトの活躍した時代が同じ頃であることや、四季を感じる作品が多く展示されていることから選曲したことなども解説してくださり、コンサートのあとの鑑賞の楽しみも広がりました。
木管楽器ならではの柔らかな響きと、重なり合う音の美しさに憩いの時が流れました。
e0200353_17233122.jpg

e0200353_17264232.jpg

来月は6月28日3:30から、バリトンと弦楽器のアンサンブルを予定しています。
皆様のご来館お待ちしております。 黒川 裕子
[PR]



by matsu_bi | 2015-05-31 17:27 | コンサート

あーとなおしゃべり

なんと、2年近くも‘おしゃべり’をしていませんでした!

どうりで、感性が磨り減っているような気がしていたのです。
ドキドキ、ワクワクしたニューヨーク旅行からはあっという間に2年がすぎようとしていて、
「つづく」なんて言っていたニューヨーク珍道中のおしゃべりは
完全に中断してしまいました。
私の記憶も、遥か彼方・・・

でも、ひとつだけ。

メトロポリタン美術館のほど近くに
「フリック コレクション」という個人コレクションを公開しているミュージアムがあります。
フリックさんの邸宅を少し改築して美術館にしているのですが、
2年経っても、その時の感動が蘇るほど素晴らしい空間と、コレクションでした。
あまり時間がなく、ゆっくりすることができなかったのは本当に心残りで、
是非とも、もう一度行きたいところです。

メトロポリタンも近代美術館もグッゲンハイムも決して十分時間があったとは言えません。
次回はホイットニー美術館にも行きたいと思うし、少しは公園散策もしてみたい・・・
一度行くと、旅の楽しみ方が見えてくるようです。
でも、その楽しみは数年先にとっておきましょう。

今年はもう少し‘おしゃべり’をしたいと思いますので、時々お付き合いください。 黒川

e0200353_1613658.jpg

[PR]



by matsu_bi | 2015-05-22 16:04 | その他

ロビーコンサート アートとともに 弦楽カルテットの調べ

新緑のまばゆい4月25日土曜日、午後3:30から、本年4回目のロビーコンサートを開催しました。
演奏は、弦楽合奏団 ENSEMBLE MINATO (アンサンブルミナト)のみなさん。
1stヴァイオリン 高橋直子さん
2ndヴァイオリン 増田良子さん
ヴィオラ 山形淳子さん
チェロ 相馬匡彦さん
といった主要メンバーの四重奏をお聴きいただきました。
曲目はモーツァルト作曲 ディヴェルティメント KV.136、アヴェ・ヴェルム・コルプス、ヴィヴァルディ作曲 四季より 「春」第3楽章 の3曲。
風にそよぐ緑や、青空に浮かぶ白い雲も、音楽に合わせて踊っているようでした。心地よい旋律は館全体を包み、清々しい時がゆったり流れて行きました。
e0200353_1164118.jpg


「指揮者を立てず、お互いの響きあう音を大切にする」という ENSEMBLE MINATO の皆さんの演奏は様々なアートとも「響きあって」想像の幅を広げるように思います。
ENSEMBLE MINATOのホームページは
http://www015.upp.so-net.ne/minato/
10月25日(日)には虎ノ門のJTホールアフィニスにて「第13回定期演奏会」が開催されます。


当館の5月のロビーコンサートは30日(土)3:30からです。演奏は武蔵野音楽大学に所属する学生さんたちの木管アンサンブルを予定しています。
どうぞお気軽にご来館ください。
黒川
[PR]



by matsu_bi | 2015-04-29 11:41 | 関連イベント

ロビーコンサート アートとともに フルートの調べ

開き始めた桜をバックに、3月28日(土)午後3:30から、本年3回目のロビーコンサートを開催しました。
演奏はフルーティストの槇本吉雄氏。今回は展示室3のヒンドゥー彫刻の一つ《踊る少年クリシュナ》にちなみ、東洋的な一曲も加えてくださいました。
プログラムは、以下のとおりです。

1 ラルゴ            G.F.ヘンデル
2 月の光            C.ドビュッシー
3「笛吹きたち」より クリシュナ A.ルーセル
4 朝の歌            E.W.エルガー
5「無伴奏フルートのための3つの小品」より 翡翠 P.O.フェルー
6 亡き王女のためのパヴァーヌ  M.ラヴェル

クリシュナはヴィシュヌ神の化身と言われる美男子の神様です。笛の名手でもあったと言われ、神様たちもその音色に陶酔したそうです。少年時代から様々な逸話が語られるクリシュナの、悪戯な姿を彷彿とさせる響きに、みなさん聴き入っていらっしゃいました。

e0200353_16474073.jpg


槇本氏は5月17日(日)広尾のMGホールでコンサートを開催されます。詳しくは槇本氏のHPをご覧下さい。http://www.h2.dion.ne.jp/~flute.ym/

今月のコンサートは4月25日(土)3:30から、弦楽合奏団 ENSEMBLE MINATOのみなさんの演奏です。新緑の庭園をバックに、ゆっくりおすごしください。皆様のご来館をお待ちしております。

黒川
[PR]



by matsu_bi | 2015-04-11 16:58 | その他

ロビーコンサート アートとともに 弦楽カルテットのひととき

e0200353_12152433.jpg

日差しも穏やかな2月28日土曜日の午後、本年2回目のロビーコンサートを開催しました。

今回の演奏は弦楽合奏団 ENSEMBLE MINATO のみなさん。2004年から港区を拠点として活動している音楽家集団の主要メンバーが、「カノン」「亡き王女の為のパヴァーヌ」「四季より『冬』第2楽章」「管弦楽組曲第3番より アリア」の4曲を演奏してくださいました。
展示室にもその美しい調べが届き、皆さん思い思いの場所で楽しんでいらっしゃいました。

今月28日(土)も3:30からコンサートを予定しています。
演奏はフルーティスト槇本吉雄さんです。
皆様のご来館お待ちしております。                            黒川

                                                              
[PR]



by matsu_bi | 2015-03-04 12:21 | 関連イベント

アートからアートしよう Vol.5 フラワーアレンジにチャレンジ


8月30日(土)11:00から 2014年のワークショップを行いました。
今年も、現在展示中のエコール・ド・パリの画家たちの絵、特に、ヴァルタ、キスリング、デスパニャ、ビュッフェなどの花の絵をじっくり鑑賞した後に、生花でのフラワーアレンジメントを楽しみました。
大人だけの会になりましたので、花材も少し大人っぽく、秋の気配漂うものを選びました。
アレンジは初めてという方も素敵な作品ができました。

美術鑑賞のあとのアレンジ制作、普段とは違うイメージができあがるのかもしれません。

これからも、ワークショップなどイベントのお知らせはホームページにてご案内致しますので、よろしくお願い致します。

暑い中、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。     黒川                         
e0200353_1557668.jpg
               
[PR]



by matsu_bi | 2014-09-11 16:00 | ワークショップ

7/26(土)ロビーコンサート Vol.2  モンパルナスのアーティストたち

 去る7月26日(土)午後5:30から 松岡美術館 ロビーコンサートVol.2「 モンパルナスのアーティストたち―LES SIX(フランス6人組)の曲を中心に 管楽アンサンブルとトークの夕べ」を開催しました。
演奏は武蔵野音楽大学を代表して、各地で公演を行っている若き精鋭たち。この日も猛暑ではありましたが、庭の緑をバックに、軽やかなパリの風薫る、20世紀初頭の音楽をお楽しみいただきました。

現在開催中の「松岡清次郎生誕120年 巴里をいのちを 謳歌しよう」では20世紀初頭に活躍したエコール・ド・パリの画家たちの作品を中心にご紹介していますが、この時代は音楽の世界でも若き気鋭の作曲家たちが、新しい扉を開き始めていたのです。第1部と第2部の間に、美術史家であり、武蔵野音楽大学の講師でもある熊澤弘先生に、絵画を鑑賞しながら、20世紀初頭のパリ画壇と音楽の関係などについてお話していただきました。

演奏されたのはジョルジュ・オーリックの「オーボエ・クラリネット・ファゴットの三重奏」に始まり、アルテュール・オネゲル「牝山羊の踊り」、フランシス・プーランク「ホルン・トランペットとトロンボーンのためのソナタ」、ダリウス・ミヨー「ルネ王の炉辺」、ジャック・イベール「木管五重奏のための3つの小品」まで、全5曲。日本では演奏される機会の少ない曲だけに、みなさん堪能されていました。

お客様のアンケートでも「美術と音楽のコラボレーションが良かった」というご意見を多数いただきました。
これからも、松岡美術館ならではのコラボレーション企画を心がけたいと思います。

本年のロビーコンサートは、企画・運営の実務を、アートマネジメントを専門とする武蔵野音楽大学音楽環境運営学科の先生方、学生の方々とともに取り組んでいきました。美術館という社会教育機関と、大学という教育機関のコラボレーションによって、大きな成果を得られたと考えています。コンサート当日も、ご協力いただいた武蔵野音楽大学の学生の皆さま、先生方、本当にありがとうございました。                            黒川
e0200353_17395659.jpg

[PR]



by matsu_bi | 2014-08-16 17:45 | 関連イベント

色・いろ 響き合う枝

2013 ワークショップ 色・いろ 響き合う枝

9月に入ったとはいえ、まだまだ暑い日が続きます。みなさま、お疲れが出てはいらっしゃいませんか?

そんな暑い暑い8月のさなかに、今年もワークショップを行いました。
開催日時は8月10日(土)11:00から12:00でしたが、時間は少し延長になりました。
今年は初めて、大人の方もOKという企画にしたところ、3名の「オトナ」の方々がご参加くださり、1年生1人を含む4名で、枝を使ったオブジェ作りを楽しみました。
今年はこの企画にも武蔵野音楽大学音楽環境運営学科の学生さんと、指導教官の熊沢弘先生がたくさんの力を貸してくださいました。ちなみに、下のチラシも学生さんの作品です。
e0200353_17494960.jpg


初めにごく短い時間、展示中の絵画を鑑賞し、アートのイメージをふくらませます。それから、こちらで用意した枝を見て…
e0200353_17541819.jpg

枝は、ケヤキ、ハンノキ、ケムリノキ、トネリコ、キンモクセイなどです。
何を作るかは、全く自由。でも、いろいろな色のモールや、輪ゴム、折り紙などを組み合わせ自分なりのアートな世界を創造してみてください!という企画でした。
「自由に」というのは、なかなか難しいものでいち早く手が動いたのは1年生。触発されるように、みなさんの手も動き出し、思い思いの「アートなオブジェ」が完成しました。
e0200353_1752105.jpg
e0200353_17524384.jpge0200353_17531287.jpge0200353_1753476.jpg
次回のワークショップ開催月は未定ですが、夏前にあるかもしれませんので、HPでチェックしてください。本当に暑い中、ご参加くださりありがとうございました。
                                                              (黒川)
[PR]



by matsu_bi | 2013-09-03 18:00 | ワークショップ

松岡美術館 公式ブログ
by matsu_bi
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28

お気に入りブログ

検索

ファン

ブログジャンル